斎場御嶽ボランティアを育てる会 基本構想
1. 名称と目的
* 名称: 斎場御嶽(せーふぁうたき)まもり隊(仮称) - 親しみやすく、活動内容がイメージしやすい名称とします。
* 目的: 斎場御嶽とその周辺地域の自然環境、景観、文化的な価値を保全し、地域社会の活性化に貢献することを目指します。
2. 基本的心構えの具現化
* 計画は展望のもとに: 長期的な視点を持ち、地域社会のニーズや斎場御嶽の将来像を見据えた活動計画を策定します。定期的な情報交換や学習会を通じて、会員一人ひとりが展望を共有できるように努めます。
* 活動は楽しく: 会員が主体的に、楽しみながら活動に参加できるような工夫を取り入れます。交流イベントや達成感を共有できる機会を設け、活動へのモチベーションを高めます。
* 人は批判せず: 互いの意見や個性を尊重し、建設的な対話を通じて課題解決に取り組みます。多様な価値観を持つ人々が安心して活動できる、温かい組織文化を醸成します。
3. 事業内容と持続可能な目標戦略
以下の事業内容を中心に展開し、それぞれの活動を効果的に周知するためのマーケティング戦略を立案します。
3.1. 散策路の整備
* 活動内容: 散策路の清掃、倒木処理、危険箇所の修繕、案内表示の設置・メンテナンスなど。
* 持続可能な目標:
* ターゲット: 自然愛好家、観光客、地域住民。
* 訴求ポイント: 安全で快適な散策環境の提供、自然の魅力の発信。
* 広報手段:
* 斎場御嶽管理事務所や周辺観光施設との連携による情報発信(パンフレット、ウェブサイト)。
* SNSを活用した活動報告や整備前後の写真公開による視覚的な訴求。
* 地域メディアへの取材協力やイベント開催時の告知。
3.2. 農道の草刈り・美化
* 活動内容: 農道の草刈り、ゴミ拾い、景観維持のための植栽など。
* 持続可能な目標:
* ターゲット: 地域住民、農業従事者。
* 訴求ポイント: 農作業の効率化支援、美しい農村景観の保全。
* 広報手段:
* 自治会や農協との連携による活動告知と参加呼びかけ。
* 活動成果を地域ニュースレターや回覧板で報告。
* 地域住民との交流イベント(収穫祭など)での連携。
3.3. 斎場御嶽通りの緑化
* 活動内容: 通りの植栽、花壇の整備、景観に配慮した装飾など。
* 持続可能な目標:
* ターゲット: 地域住民、観光客、商店主。
* 訴求ポイント: 美しい景観による地域イメージ向上、観光客の誘致、商店街の活性化。
* 広報手段:
* 地域商店街との連携による共同プロジェクトの実施。
* 緑化活動の進捗状況をSNSやウェブサイトで発信。
* フォトコンテストなどを開催し、景観の魅力を共有。
3.4. 地域共用設備の整備と備品の寄贈
* 活動内容: 公園ベンチの設置、休憩所の整備、清掃用具や救急セットなどの寄贈。
* 持続可能な目標:
* ターゲット: 地域住民、観光客。
* 訴求ポイント: 地域生活の利便性向上、観光客へのおもてなし。
* 広報手段:
* 整備・寄贈品の設置場所に団体名や協力者名を掲示。
* 活動報告を自治体や関係機関に提出し、感謝状などの機会を活用。
* メディアへの情報提供を通じて活動を広く周知。
4. 組織運営と会員募集
* 組織体制: 会長、副会長、各事業担当などの役割を設け、円滑な組織運営を目指します。定期的な会議や情報共有の場を設けます。
* 会員募集:
* ターゲット: 地域住民、斎場御嶽に関心のある人々、ボランティア活動に関心のある人々。
* 募集方法:
* 広報誌、チラシ、ポスターの作成と配布。
* 地域イベントや説明会での勧誘活動。
* ウェブサイトやSNSを活用した情報発信と入会受付。
* 既存会員からの紹介による輪の拡大。
* 会員特典: 活動への参加機会の提供、会員限定イベントの開催、ボランティア保険への加入支援など。
5. 関係機関との連携
* 南城市、斎場御嶽管理事務所、地域自治会、観光協会、地元企業など、関係機関との連携を強化し、活動の幅を広げ、持続可能性を高めます。
6. 活動の継続性と発展
* 定期的な活動の見直しと改善を行い、時代の変化や地域ニーズに対応できる柔軟な組織運営を目指します。
* 会員のスキルアップのための研修会や交流会などを開催し、組織全体の活性化を図ります。
* 将来的には、活動資金の確保や新たな事業展開も視野に入れ、組織の持続的な発展を目指します。
コメント
コメントを投稿
コメントありがとうございます。