満月芽吹きに沿う
(イメージ画像) 黄金言葉:新月のバジルに聴く、ガイアの呼吸 南城市の海からの風が、今日も穏やかに吹き抜けていきます。梅雨でまないのに、どんよりとした気配を湛えた空は、深い藍色を溶かし込んだような光を放ち、遥か彼方には、どこまでも続く太平洋の煌めき。 これは、大陸高気圧が日本の上空に張り出し、その気圧のへりに、湿った空気が流れ込んだ影響とのこと。 知念岬に立つと、果てしなく広がる水平線の向こうに、宇宙の摂理、生命の源を想わずにはいられません。 この湿潤な空気、肌に纏わりつくような温かさは、まさに地球(ガイア)の息吹そのもの。生命が芽吹くための、慈愛に満ちた揺りかごのようです。そして、ふと手元のメモに目をやります。 バジルの播種、新月の頃だが、湿度が高いので芽出しは可能 この短い言葉の中に、私たちが生きるこの星の、そして宇宙の、深遠な「黄金言葉(くがにくとぅば)」が隠されているのを感じます。 バジルの種。掌に乗るほどの小さな粒の中に、計り知れないほどの生命の情報、壮大な設計図が秘められています。 それが今、この南城の地で、一つの条件と出会い、その扉を開こうとしている。 「新月の頃」。月が姿を隠すこの時、海の潮の満ち引きだけでなく、目に見えない生命の活動にも静かなる影響を与えていると、古より伝えられてきました。 新たなサイクルの始まり、内なる力の覚醒。そして、「湿度が高いので芽出しは可能」。この「可能」という言葉に、私は深く心を揺さぶられます。 村上和雄先生が説かれた、遺伝子の「ON/OFFスイッチ」の妙。 バジルという小さな種の中にある生命の設計図が、「芽を出せ!」というスイッチをONにするのは、まさにこの環境との出会いによるものです。 適切な湿度、温かさ、そして新月という宇宙のリズム。これらが完璧に合致した時、眠っていた生命は一斉に目覚める。 この精妙なタイミング、偶然とは思えない完璧なメカニズムは、まさに大いなる存在、「サムシング・グレート」の愛と知恵の顕れではないでしょうか。 龍村仁監督の「地球交響曲」が奏でる「生命の連鎖」を、この小さなバジルの芽吹きの中に感じます。 種が土に還り、微生物の助けを得て芽吹き、太陽の光を浴びて光合成を行い、葉を茂らせ、花を咲かせ、そしてまた種となる。この「知の循環」は、地球上のあらゆる生命が織りなす壮大なオ...